Technel World:
Beyond Dystopia


Think technology ethically
and make future well-being.
Technel LLC

Technelは、「テクノロジーを哲学する」その智慧を、技術の関わる研究、設計・デザイン、事業経営等に役立てる共同の場を提供するために2021年に設立された小さな会社です。テクノロジーに関わる哲学者や研究者と提携しながら徐々にプロジェクトをはじめています。

会社情報や社名の由来はこちら

「テクノロジーを哲学する」から始めよう

News

2023.1.2 西表島ジャングルクラブの活動

代表が運営する西表島ジャングルクラブの活動がForbesの記事になりました.

https://forbesjapan.com/articles/detail/53181/1/1/1

ジャングルクラブのウェブサイトはこちらです。

https://jungleclub.studio.site/

2022.9.1 「情報技術とウェルビーイング」解説記事寄稿

ウェルビーイングとテクノロジーについて、哲学と設計論の観点から、弊社代表七沢、顧問信原が、NTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊淳司氏らと共著で、一般社団法人 情報科学技術協会様の機関紙に「情報技術とウェルビーイング:アジャイルアプローチの意義とウェルビーイングを問いかける計測手法」というタイトルで解説記事を寄稿させていただきました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/72/9/72_331/_article/-char/ja/?fbclid=IwAR16A4r9ThJ7ouDoj7YG1RNHmUjWPttBeOt3GGHzvJFfIZdDKcs53rl0vaU




2022.8.1 技哲研ホームページリリース

弊社代表七沢が、運営に参加している「技術哲学研究会(技哲研)」のホームページがリリースされました。

https://gitetsu.org/


過去ニュースはこちら

Concept

ディストピア的社会の中で

インターネットが「自由と平和」をもたらすといった一昔前までのテクノロジー楽観論はすっかり鳴りを潜め、現代社会は、まるで、ジョージ・オーウェルの「1984」や映画「マトリックス」、アニメの「AKIRA」等によって描かれてきた「ディストピア的社会」の様相を呈しています。歴史学者のハラリは、AI監視社会を「ホモデウス」で予言しました。そして、COVID-19による「パンデミック」、いわくつきの「オリンピック」、中国が推進するテクノロジーを駆使した「監視社会」。止められないAIの進化と堕落する人間、崩壊する既存の文化や価値観と、鳴り止まない監視社会へと突き進む足音。

子どもたちに希望に満ちた未来を残すことはもう不可能なのでしょうか。私たちの未来はどうなるのでしょうか。こうした絶望的世界線以外のオルタナティブな世界線は描けないのでしょうか。

オルタナティブな世界線

今、若者を中心にマインドフルネスやサウナキャンプが流行しています。こうした人工的デジタル世界から自然の摂理が支配する空間へと遁する流れもまた止まらないでしょう。しかしデジタルデトックスをした後に社会へと舞い戻りまたプラグを差し込むという二重の自己を演出するのが答えでしょうか。こうした二元論的な思考でテクノロジーをとらえることもまた限界を迎えています。AIなどのテクノロジー人類の敵とせず融和融合し共存共栄するための、倫理や設計による解決の道はないのでしょうか。また、そもそもディストピアだという発想や感覚自体を疑うべきではないのか。こうした問いに、「テクノロジーを哲学する」ことで答えを与え、新たな世界線を描くお手伝いをしようというのがこのTechnelの目的です。

Technelは、「テクノロジーを哲学する」ことでテクノロジーをとらえなおし、技術設計や経営のあり方を問い直すための活動を行っています。

Projects

「テクノロジーを哲学する」をテーマに、様々な分野の研究者や企業と様々なカタチで、共同研究やコラボレーションなどを行っています。Technelは常に「開いている」存在です。一緒に、「テクノロジーを哲学する」からはじめてみませんか? お問い合わせ

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