七沢 智樹

主な経歴

(音楽活動~亜熱帯ジャングルサバイバル生活)


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来歴


1979年鳥取生まれ。自然豊かな環境で幼少期を過ごしたことも影響し、小学生の頃から人と自然とテクノロジーの共生関係について関心を持つ。環境問題に取り組むべく進学した京都大学農学部では、ほぼ音楽活動(インプロビゼーション, DJ, DTM等)に没頭。インド放浪や京都のアンダーグラウンド音楽シーンに接する中で、たくさんの個性豊かな人々やアートとの出会いを経験し、その後の人生に大きな影響を与える(そのころに瞑想に出会ったことで現在に至るまで、意識の探求が人生のサブテーマとなっている)。大学卒業後、約一年半の音楽活動の後、亜熱帯ジャングルでのサバイバル生活を送る(約四か月)。帰京後、逃避していた資本主義社会の中心に入るべく公認会計士試験を受け、PwCあらた監査法人に就職し東京へ。会計士として会計監査業務やコンサルティング業務に4年間従事。2010年に偶然の出会いから、メディテーションのためのテクノロジーを研究開発するベンチャー企業に転職し、会計士の資格を返上する(また結婚により森嶋姓から七沢姓に変わる)。音楽活動時代に培った実験的音楽制作の経験などを活かし、研究開発責任者として、メディテーションのための各種装置や音源、VRシステムなどの開発に携わる。開発に携わったプロダクトが2018年にTransformative Technology Conferenceに日本企業として初めて出展され国内外から注目を集める(その間のTransTech関連の共同発明特許6件)。2019年に、テクノロジーの哲学・技術設計論の探求を開始すべく退職し、2020年より東京大学、2021年より自治医科大学にて客員研究員を務める。2021年2月にTechnel合同会社を設立、これまでの研究成果の社会実装に取り組む。同年技哲研設立。2022年より西表島にて研究の実践の一つとしてジャングルクラブという組織の運営を始める翻訳に携わった技術哲学講義」(マーク・クーケルバーク)が2023年1月に丸善出版より出版される。


業績



  書籍

2023.1 - 「技術哲学講義」(マーク・クーケルバーク,丸善出版) 共訳


   論文

2022.9 - 「情報技術とウェルビーイング:アジャイルアプローチの意義とウェルビーイングを問いかける計測手法 」渡邊淳司, 七沢智樹, 七沢智樹, 信原幸弘, 村田藍子 情報の科学と技術 72(9) 2022年  


  学会活動


    2023.5 - 「The Cyborg Meditation Manifesto」国際技術哲学会2023(共同発表)

2023.5 - 「Mind Uploading: Examining the Possibilities and Implications」国際技術哲学会2023(共同発表)

2022.12 - 「身体を伴わない移動性―メタバースでの生活がリアル世界に与えるインパクト」科学技術社会論学会第21回大会(オーガナイズドセッション・座長) 

2022.12 - 「「トランスヒューマン問題」考察―マインドアップローディング研究の社会的受容は可能か」科学技術社会論学会第21回大会(口頭発表)

2022.5 - 「トランスヒューマニズム・ポストヒューマニズムと機能主義的転回」応用哲学会第十四回年次研究大会 (口頭発表)

2022.1 - 「トランスヒューマニズム・ポストヒューマニズムとテクノロジー - 機能主義的転回の可能性」技術哲学研究会第3回定例研究会(クローズド)(口頭発表)

2021.12 - 「マインドアップローディングと死生観」科学技術社会論学会第20回大会(オーガナイズドセッション) 

2021.12 - 「技術と人の関係性における自己観を再考する」科学技術社会論学会第20回大会(口頭発表)

2020.12 - 「『技術が人を幸福にする』という考えへの批判―技術そのものの影響力に着目して」科学技術社会論学会第19回大会(口頭発表)

2021.6 - 「諸分野にわたるウェルビーイング概念の体系化の試み」科学基礎論学会2021年度年会(口頭発表)

2021.5 - 「人を幸福にする技術と技術的自己」応用哲学会第十三回年次研究大会 (口頭発表)

      ※ リンク先の予稿集のp.15-16に掲載

2019.12 - 「三人称視点VRによるセルフアバター効果」基礎心理学会主催多感覚研究会(展示)

2019.11 - TransTech Conference 2019, Palo Alto (共同開発プロダクトの展示)

2018.11 - TransTech Conference 2018, Palo Alto (共同開発プロダクトの展示)

 

  講演実績

2022.11 - 「デジタルウェルネス入門」株式会社電通 社員向け講演会

2021.9 - 「マインドフルネス実践をサポートする技術の設計論」SONYグループ 社員向け講演会(マインドフルネス研究者の藤野正寛氏との共同講演)

2021.7 - 「仲良くなることを科学する ~友だち、ペット、ロボット~」とちぎ子どもの未来創造大学「本物」体験講座(ワークショップ実施) ※ 「令和2年度JST-RISTEX ELSIプログラム プロジェクト企画調査『技術死生学プロジェクト』(実施機関・自治医科大学)からの助成を受けて実施

他多数

   発明特許    

特許6604669, 2019/11/13, 骨振動体感装置及びそれを使用する方法

特許6611145, 2019/11/27, 三人称視点VRシステム及びその使用方法

特許6624702, 2019/12/25, コイル基板

特許6656648, 2020/03/04, 信号生成方法、信号送信装置、信号受信装置、信号送受信システム、プログラム及びそれを記録した記録媒体

特許6755599, 2020/09/16, 頭蓋骨振動装置及びそれを使用する方法

      (特許番号, 登録日, 特許名)  


 記事掲載

     2023.7 - 「これからの必須教養「テクノロジーの哲学」のススメ」Forbes

     2023.4 - 「「ほどほど」にたどり着くテクノロジーとウェルビーイングの関係」NTT コミュニケーション科学基礎研究所

     2023.1 - 「ジャングル x DAO&NFTで、人と地球にウェルビーイングを」Forbs記事掲載 

          2019.9 - 「上翅円紋を欠くシマゲンゴロウ」月刊「むし」583号(p. 61)掲載


    その他

          2023.6 - SPT2023 (国際技術哲学会2023) ORGANIZING COMMITTEE(運営委員)

 2021.9 - Digital Wellness Institute講師資格取得